4年生

4年生 スマイル・ハッピー交流会を行いました。

1学期に引き続き、総合的な学習の時間で、保育園の年長児との交流会を行いました。

 

今回は、来年度小学校に入学する年長児を対象に、小1ギャップと言われる段差や壁を少しでも小さくすることを目標に、計画を立ててきました。

 

第1回交流会では、戸出保育園さんと戸出東部保育園さんを小学校に招待しました。

気温が一気に低くなり、体育館がとても冷えていましたが、全員で準備体操を行って身体を温めた後に、「ケイドロ」をしました。

年長児が楽しめるように、鬼をしたい子を尊重したり、捕まった子を助けるように声かけをしたりと工夫しながら、全員で楽しみました。

 

次は、校内を案内しました。

丁度休み時間に差しかかり、他学年に囲まれてそわそわしながら、校内をぐるっと一周歩きました。

年長児の歩幅に合わせたり、手をつないだりして、安心して歩けるように工夫しました。

 

そのまま4年生の教室に入り、小学校の一人ずつ小学生の用の机、椅子に座ってもらいました。そして、学校のルールについてプレゼンを行いました。

登下校の仕方や、休み時間の過ごし方について、自分たちで写真を用意して、分かりやすいスライドを作り上げました。また、発表の声の大きさや速さにも注意しながら、丁寧に伝えました。

 

小学校、教室と言えば、授業。ということで、言葉と数字の学習を行いました。

年長児に分かるように伝えるために、復唱を取り入れたり、指し棒で注目させたりしました。プリント学習にも挑戦し、年長児に優しく教えてあげる様子がたくさん見られました。

 

最後の活動として、紙芝居の読み聞かせを行いました。

紙芝居は、年長児にとっての「学び」があるように考え、選択しました。どうしたら聞き取りやすいか、見やすいか、「学び」が伝わるのか、などを考えながら、何度も練習を重ねました。年長児は興味深々に見ており、その成果がよく発揮されていたと思います。

 

終わりには、校長先生よりお話をいただきました。

 

交流会が終わった後の年長児は笑顔で帰っていき、小学校生活への期待を膨らませていたことでしょう。そして、4年生は達成感を得られたことと思います。

また、保育園の先生方にも、「1学期よりも接し方が上手くなっている」とのお言葉をいただき、嬉しそうにしていました。

 

次回は、11月29日に市野瀬保育園さんとの交流会を予定しています。

今日の学びを基に、さらにパワーアップさせて市野瀬保育園の年長児をお迎えしたいと思います。

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